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東京医科歯科大学、タイのマヒドン大学シリラート病院医学部とのJDP開設にかかる協定書の調印式を挙行

東京医科歯科大学は8月7日、同学の吉澤靖之学長がタイ国を訪問し、マヒドン大学シリラート病院医学部においてJDP開設にかかる協定書に調印したことを発表した。これにより2020年4月、新たにJDP(ジョイント・ディグリー・プログラム)「東京医科歯科大学・マヒドン大学国際連携医学系専攻」が開設される。


両大学の特徴を生かした教育(東京医科歯科大学の誇る高い人材養成ノウハウと研究力、マヒドン大学の誇る豊富な臨床研究実績を活用した実践的な教育)機会の獲得を目指すとしている。同専攻によりタイ国にとって最初の臨床系大学院(博士)プログラムが誕生し、同専攻を修了した医師は、日本およびASEAN地域全体にみられる共通の課題の解決のため国際的に幅広く活躍することが期待される。


JDP「東京医科歯科大学・マヒドン大学国際連携医学系専攻」は、特にがん治療に精通した外科学分野の専門知識を熟知し、医療ニーズの多様化に即応しうるリサーチマインドをもった、日本およびASEAN地域の医学・医療を牽引する高度専門医療人材を養成する4年制の博士課程。最大の特色は、東京医科歯科大学のがん治療に対する高度専門医療人材の養成のノウハウおよび高い研究力、マヒドン大学シリラート病院医学部の豊富な症例数とそれらを基盤とした臨床研究実績を活用し、実践的な教育を受けられることである。今秋から両大学にて募集を開始し、来年4月には第一期生が入学する予定。


東京医科歯科大学とマヒドン大学が共同で準備を進め、さる6月26日に文科省から、またマヒドン大学審議会においても7月22日に設置認可を受け、日本およびタイの両国で開設が認可された。

調印式の模様(左からPrasit医学部長、吉澤学長、Banchong学長)

国立大学法人東京医科歯科大学

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