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日本シグマックス、「ポケットエコー miruco(ミルコ)」にリニアプローブ搭載モデルを追加発売

日本シグマックス株式会社は、税別29.8万円から導入できるエコー装置として好評販売中の「ポケットエコー miruco(ミルコ)」に、リニアプローブ搭載モデルを追加。2019年9月中旬より、全国の医療機関向けに発売すると発表した。

今回新たに搭載する10MHzリニアプローブは、「運動器」「皮下組織」「頸部」「末梢血管」「肺」など、比較的浅い組織の描出に適した設定となっている。低価格でより多くの医療従事者が利用できることを目指し、さらにリニアプローブを搭載することで、従来の腹部を中心とした用途からより多くのシーンへ利用が広がることを期待している。

表層が描出できるエコー(リニアプローブ)では、食道をチューブが通過する様子をリアルタイムに確認することができる。さらに、従来の一般的なエコーはレントゲンと同様に機動性や価格の問題があるが、「ポケットエコー miruco」は操作の簡便性と低価格を実現することで、胃管挿入を行いうる病棟や看護師が幅広く使えるようになることを目指している。

同社では、エコーによる確認方法を学べるセミナーの開催も実施している(例:PELSセミナー https://www.sigmax-med.jp/medical/miruco_info/8365)。


「ポケットエコー miruco」のリニアプローブを使い、穿刺時に静脈の性状、深さ、動脈との位置関係を確認することができる。また、末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)は看護師の特定行為となっており、プレスキャンの上で挿入するものとなっている。しかしながら、現在特定行為を取得した看護師すべてがエコーを使用できる環境ではなく、「ポケットエコー miruco」はこうした用途にも利用できる低価格を実現した。


【製品特徴】

■低コストで導入可能

タブレット表示機+リニアプローブ(10MHz)+附属品というシンプルな構成で、標準小売価格298,000円(税別)。低価格を実現するため訪問デモンストレーションを行わず、短期レンタル(有料)で実機を試せるスタイルになっている。


■コンパクト設計で持ち運びが楽!

片手で持てて画像が見やすい7インチディスプレイのタブレット(195mm×102mm)を使用。プローブも一緒に白衣やエプロンなどのポケットに入るコンパクト設計で、合計の重さも500g以下(プローブとタブレット表示機の組合せ)と、持ち運びが楽にできる。


■操作が簡単ですぐに使用可能!

起動はプローブのケーブルをタブレットに挿すだけ。わずか数秒ですぐに使用できる。観測部位の設定は2つのボタンから選択するだけでよく、直感的に操作が可能(運動器/表在/経鼻胃管/末梢血管/肺)。表示は分かりやすい日本語で、操作に迷うことはない。


■2点間距離計測機能を装備

画像内の任意の位置を指で合わせることで、2点間の距離を計測できるため、対象物の大きさや距離の変化を把握することができる。


■約3時間連続使用可能でさまざまなシーンに対応

連続動作時間はフル充電時で約3時間と、病棟、往診、訪問看護など、使用シーンや場所を問わずいつでもどこでも使用することができる。※充電しながらの使用は不可。


■通信を使って画像共有が可能

無線LAN(Wi-Fi等)使用環境下であれば、画像のメール送信が可能。またUSB接続でパソコンに画像を保存したりすることができ、現場からの速やかな情報・画像の共有や、現場での判断に活用できる。※通信環境は別途必要。



  • 販売名:ポケットエコー miruco

  • 一般的名称:汎用超音波画像診断装置

  • 医療機器認証番号:228AHBZX00010000


日本シグマックス株式会社

TEL:0800-222-6122(平日9:00-17:00)

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