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佐賀大学とオプティム、 医療画像診断支援AIの臨床研究を推進

 国立大学法人佐賀大学と株式会社オプティムは共同で、医療画像診断支援AI統合プラットフォーム「AMIAS」(※1)を用いた医療画像診断支援AIの臨床研究を推進する取り組みを、AI・IoTといった最新のテクノロジーを活用した未来型医療の研究を行う「メディカル・イノベーション・プロジェクト」の1つとして立ち上げる。

佐賀大学とオプティム、医療画像診断支援AIの臨床研究を推進
佐賀大学とオプティム、医療画像診断支援AIの臨床研究を推進

 このたび、佐賀大学とオプティムは、国内外のAIプログラムメーカ向けに次世代医療の促進を目指すことを目的として本プロジェクトを立ち上げる。AIプログラムメーカは、AMIASと連携することで臨床研究を進めるためのシステム接続の調整などをスムーズに行うことができ、加えて佐賀大学医学部附属病院における臨床研究も実施することができる(※2)。


■背景

 現在、AI・IoTによる医療分野の技術革新は目覚ましく、早期の実用化が期待される画像解析分野ではさまざまな企業が実証段階に進んでいる。AIによる画像解析を疾病の診断、治療、予防に用いることを目的とした機器またはプログラムを、診療に用いるためには医療機器としての承認を得る必要がある。この承認を得るためには、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性、安全性を確保する観点から臨床試験のデータまたは相当するエビデンスが必要となる。

 臨床試験は臨床研究の枠組みの中で行われることになるが、承認を目指す企業にとって、臨床研究はその準備や手続き等が高いハードルとなっている。

 そこで「佐賀大学医学部附属病院 臨床研究センター 認定臨床研究審査委員会」をもつ佐賀大学の強みと、「AMIAS」という新たな医療画像診断支援AI統合プラットフォームをもつオプティムの強みを活かし、佐賀大学とオプティムは医療画像診断支援AIの臨床研究を推進していく。



■「メディカル・イノベーション・プロジェクト」について

 メディカル・イノベーション・プロジェクトは、「いのちをつなぐメディカル・ネット」をコンセプトに、佐賀大学医学部の医学的知見、佐賀大学医学部附属病院の臨床データと実践の場、オプティムのAI・IoT技術を組み合わせ、高度医療の実現・地域医療の連携強化に向け、未来型医療の新たなイノベーションを創出するプロジェクトを実施している。



■医療画像診断支援AI統合プラットフォーム「AMIAS」とは

「AMIAS」とは、AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」をベースとした医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォーム。

 詳細は、下記URLのとおり↓↓



※1 「AMIAS」は有償サービスである。詳細は「AMIAS」サービスページより問い合わせのこと。

※2 臨床研究には、佐賀大学医学部附属病院 臨床研究センターの規定に基づいた申請が必要となる。また、申請したAIプログラムメーカに佐賀大学医学部附属病院による臨床研究の実施を保証するものではない。



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