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リーズンホワイ、日本整形外科学会の症例登録レジストリー「JOANR」運用開始

「医療×IT で全人類の寿命を 1 秒伸ばす」をビジョンとするリーズンホワイ株式会社(以下、リーズンホワイ)は7月22日、公益社団法人日本整形外科学会(以下、日整会)より委託を受け、「日本整形外科学会症例レジストリー(Japanese Orthopaedic Association National Registry (以下、JOANR))」を開発し、2020年4月からの本格運用を目指し、試験運用を開始していると発表した。


運動器疾患の手術件数は年間120万件を超えており、高齢化社会の影響を受けて年々増加の一途を辿っている。しかしながら、特定の手術(人工関節置換術や関節鏡視下手術など)に関するレジストリーは存在するものの、全国規模の包括的なレジストリーが存在しないため、その全容は明らかではないという現状がある。


そこで約25,000名の整形外科医を会員とする日整会では、運動器疾患への手術治療に関するビッグデータに基づいたエビデンス構築を目的に、大規模運動器疾患レジストリーシステムであるJOANRを構築した。JOANRに登録された医療情報を分析することによって医療の質の向上を図り、国民に対する良質な医療の提供・適正な医療レベルの維持・医療経済の最適化を目指す。収集されたデータは、主に以下のような用途で利活用される。


■予定されているデータ利活用の用途

・手術治療の効果や安全性の評価

・治療を行う医療機関の特徴の分析

・特定の手術の予後情報

・専門医の認定

・診療報酬算定に必要な基礎資料

・その他


データの利活用ができるのは原則的に日整会会員に限られるが、医学的・人道的な観点から、あるいは医療の進歩や安全性向上を目的とした医療機器の開発や改良のために、十分な審査と個人情報の適切な処理を行った上で、非会員にもその情報を提供することがある。


日本整形外科学会 事務局

TEL:03-3816-3671


リーズンホワイ株式会社 経営管理部

TEL:03-5530-8297

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