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富士フイルムメディカル、デジタルマンモグラフィのカンファレンス開催

更新日:2019年7月18日


司会進行を務めた鈴木昭彦先生

 富士フイルムメディカル株式会社は7月15日、FUJIFILM MEDICAL SEMINAR 2019 エクセレントカンファレンス(以下、エクセレントカンファレンス)と題して、デジタルマンモグラフィのカンファレンスを開催した。今回のテーマは「高濃度」。同カンファレンスは2017年より実施しており、今年は第3回目となる。


 エクレセレントカンファレンスでは、出席者の医師に事前に症例画像が渡され読影してもらい、それらの画像検査所見結果を同カンファレンスで答え合わせしながら、画像診断、病理診断の側面から解説していくという構成で、全員参加の形式をとっている。また、東京と大阪のメイン会場に加えて、サテライト会場、聴講会場合わせて全国22会場をつなげて、900名を超える参加者がそれぞれ違う場所にいながら情報共有できる点も特徴の1つである。


左から病理診断オブザーバーの森谷鈴子先生と画像診断オブザーバーの遠藤登喜子先生

 今回のエクレセレントカンファレンスの進行は東京会場より鈴木昭彦先生(東北医科薬科大学病院)が務めた。画像診断オブザーバーには遠藤登喜子先生(名古屋医療センター 東名古屋病院)、病理診断オブザーバーには森谷鈴子先生(滋賀医科大学附属病院)が大阪会場より務めた。

事前に出席者に届けられた症例画像は全16例で、東京会場より久保田一徳先生(獨協医科大学病院)、土井卓子先生(湘南記念病院)、そして大阪会場より森田孝子先生(名古屋医療センター)の3名の医師より提供された。


症例解説を行った久保田一徳先生(左)、土井卓子先生(中央)、森田孝子先生(右)

 症例画像は乳房の構成分類(脂肪性、散在性、不均一高濃度、きわめて高濃度の4分類)と2Dならびに3D画像におけるそれぞれの検診結果を1~5のカテゴリー分類で示し、難しいとされる高濃度乳房の診断を下すうえでの考え方について実践的な解説のほか、活発な質疑応答が行われた。


TV中継システムにより全国一斉開催を実施

 エクレセレントカンファレンスは、昨今フィルムレス化が進む中でカンファレンスを行うことが難しくなっている現状において、全国で多くの医師が情報共有できる貴重な場となっている。


富士フイルムメディカル株式会社

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