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キヤノンメディカル、ファインデックス社との連携ソリューションを国際モダンホスピタルショウ2019に出展

 キヤノンメディカルシステムズ株式会社(以下、キヤノンメディカル)と、株式会社ファインデックス(以下、ファインデックス)は、両社の技術連携により、キヤノンメディカルのもつさまざまな診療データを表示・利活用する医療情報統合ビューア「Abierto Cockpit」と、ファインデックスの画像ファイリングシステム「Claio」および文書ソリューション(注1)を連携させ、真に診療の現場で役立つ、医療従事者のためのソリューションの開発を推進すると発表した。本ソリューションは7月17日(水)~19日(金)に東京ビッグサイトで開催される国際モダンホスピタルショウ2019に参考出展される。


 キヤノンメディカルが2018年に発売した「Abiertoシリーズ」は、DICOM画像や電子カルテデータなどの診療情報を医療情報統合管理システム「Abierto VNA」で統合し、それらのデータを「Abierto Cockpit」上で1つの画面上に時系列で表示する商品となる。


 ファインデックスの画像ファイリングシステム「Claio」および文書ソリューションはDICOM以外の画像データの統合管理や、診断書や各科検査レポート等のさまざまな院内文書の作成・管理が行えるため、院内業務の効率化を推進している。


 両社の技術連携により、キヤノンメディカルの「Abierto Cockpit」上でファインデックスの文書や画像データが連動するソリューションが実現できる。たとえば、がん治療に必要とされている「キャンサーボード」(注2)など、診断やカンファレンスに必要なデータを一覧するためのソリューションに応用できる。


 キヤノンメディカルの「Abiertoシリーズ」は最新テクノロジーにより、オープンな環境のもと標準のプラットフォーム上でマルチベンダによる医療情報の収集・統合・解析・可視化を実現。今後もAI解析などの多彩なアプリケーションと連動することで、より質の高い、効率的な各種診療支援ソリューションを実現し、医療の現場に貢献したいとしている。


  • 注1:文書ソリューション…文書作成システムDocuMakerおよび紙・デジタル文書管理システムC-Scan。

  • 注2:キャンサーボード…手術、放射線療法及び化学療法に携わる専門的な知識および技能を有する医師や、医療スタッフが参集し、がん患者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・共有・検討・確認等するためのカンファレンスのこと指す。


※Abierto、Made for Life はキヤノンメディカルシステムズ株式会社の商標。

※Claio、DocuMaker、C-Scanは株式会社ファインデックスの商標。


キヤノンメディカルシステムズ株式会社

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