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アトピー見える化アプリ「アトピヨ」のアンケート調査を全国皮膚科医202名に実施

 アトピヨは、株式会社プラメドの会員医師(日本全国の皮膚科医202名)に対して、アトピー性皮膚炎患者の診療状況や治療における課題、アトピー患者向けアプリ「アトピヨ」に関するアンケート調査を実施した。

 アンケート調査の結果、皮膚科医の4人に1人は実際に症状の経過観察に写真記録を使用し、5人に1人は患者に写真記録をすすめていた。そして、皮膚科医の過半数はアトピヨの症状の写真記録の機能を評価し、診療サポートに役立つことがわかった。


アトピヨの機能で評価できるもの
アトピヨの機能で評価できるもの

【調査結果】

(1)アトピー性皮膚炎患者の診療状況

・現在診療しているアトピー性皮膚炎の患者数:平均109人

・診療時間:平均7.1分 (最短1分、最長20分)

・患者が自ら持参するもの:患部の写真記録31%、外用日誌11%など、特にない49%

・皮膚科医が症状の経過観察に使用するもの(問診や身体所見以外):患部の写真記録25%、外用日誌11%など、特にない55%

・皮膚科医が患者にすすめることがあるもの:患部の写真記録20%、外用日誌17%など、特にない50%


皮膚科医が症状の経過観察に使用するもの
皮膚科医が症状の経過観察に使用するもの


皮膚科医が患者にすすめることがあるもの
皮膚科医が患者にすすめることがあるもの

(2)アトピー性皮膚炎患者の治療の満足度と課題

・皮膚科医の治療満足度:平均56%

・課題:十分な診療時間がとれない46%、初診患者の外用履歴が分からない39%、外用剤のコンプライアンスが良くない35%、患者の治療意欲の継続35%、初診の患者の症状経過がわかりにくい33%など、特にない8%


アトピー性皮膚炎患者の治療における課題
アトピー性皮膚炎患者の治療における課題

(3)アトピヨアプリについて

・診療サポートに役立つか:役立つ55%、どちらでもない24%、役立たない21%

・評価できる機能:症状の写真記録56%、症状の画像データ蓄積37%、症状の共有(患者と医師)33%、患者同士のコミュニケーション30%、症状の共有(患者間)26%、処方薬データの蓄積22%など、特にない10%


診療サポートに役立つか
診療サポートに役立つか

アトピヨの機能で評価できるもの(課題対応別)
アトピヨの機能で評価できるもの(課題対応別)

■アトピヨとは

 文字だけでなく「画像」を投稿することで、アトピー特有の皮膚症状(状態)を匿名で記録・共有できる日本初のアプリ(2018年7月アトピヨ調べ。App Store・Google Playを調査)。画像は身体の部位ごとに時系列表示され、(1)症状記録の見える化、(2)悩みや症状の共有ができる。アトピーを発症し悩んでいる方々の早期回復のサポートになることを目指している。

 2018年7月のApp Storeリリース後3週間で1,000ダウンロードを突破し、2019年6月現在では6,700ダウンロード、5,900件の投稿がある。また、アプリの平均評価は4.6(5段階評価)とユーザからも高い支持を得ている。


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